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[うしかひ草] Ushikaigusa
by 月波老人 Geppa rōjin [撰] aka
月波道印 Geppa Dōin (1637-1716)
12 illustrations by
湖南隠士観海 Konan inshi kankai [画]


寺町三条下町(京都) : 西田床兵衛, 寛文9[1669]
Teramachi sanjō sagaru machi (Kyōto) : Nishida Shōbee
1冊 ; 26cm
https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_04182/index.html

https://web.archive.org/web/20140615163902/http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-584.htm

 


<『うしかひ草』の12の段階>

 

1、「こころをおこす」

 

2、「家をいづる」

 

3、「うしを尋ぬる」

 

4、「あとを見る」

 

5、「うしを見る」

 

6、「うしをうる」

 

7、「うしをかふ」

 

8、「うしにのる」

 

9、「うしを忘るる」

 

10、「うし人とともに忘るる」

 

11、「いえにかえる」

 

12、「いしくらに入る」


禪書うしかひ草 /Zensho Ushikaigusa

 

禅書うしかひ草
http://www.city.minamiawaji.hyogo.jp.e.ct.hp.transer.com/soshiki/gyokuseikan/h28-ushikaigusa.html

http://dokusume.com/modules/store/index.php?main_page=product_info&products_id=7641

中村文峰著【一般書店に売ってません&「うしかひ草」の解説書は現時点でこの本しか存在していないという、超貴重な1冊!】◆江戸時代初期に仮名草子の体裁を借りて、禅の思想を描いた、知る人ぞ知る名著『うしかひ草』の原本に読み下し文と解説を加えた決定版です。「うしかひ草」とは、「人間各自が本来具有する「仏心」に気付かずにいる人が、ふとした機縁により「仏心」を自覚し悟りに至る段階を、飼牛を見失った少年が牛を尋ねあて、飼い馴らして家に連れて帰る過程に置き換えて書かれた本である。同じく、牛を飼い馴らして家に連れて帰る過程を人間の心に当てはめて解説した『十牛図』という名著も有名ですが、『十牛図』が、10の段階に対して、『うしかひ草』は12の段階で、最初に少年が「こころをおこし」「いえを出る」段階が加わり、1年12ヶ月の自然の景色に当て嵌めて仮名混じり文の文章と挿絵で表わして、江戸時代により一般庶民に親しみやすい形で書かれた、自分自身の心を取り戻すまでの物語です。すでに、『十牛図』の解説書などをお読みの方は、より理会が深まりますし、禅にご興味がある方は、是非一度お読みいただきたい名著です!<『うしかひ草』の12の段階>1、「こころをおこす」2、「家をいづる」3、「うしを尋ぬる」4、「あとを見る」5、「うしを見る」6、「うしをうる」7、「うしをかふ」8、「うしにのる」9、「うしを忘るる」10、「うし人とともに忘るる」11、「いえにかえる」12、「いしくらに入る」